「古着知識」バーバリー(バーバリーズ)のタグで年代を見分けるポイントとは

1856年創業の「バーバリー」は、世界的にも有名な英国ロンドン発の老舗ブランドです。

「バーバリー」といえば、トレンチコートやバーバリーチェックが有名ですが、デザインはもちろんのこと一生もののコートとして、その品質にも定評があります。

親から子へ孫へと受け継がれ、何代にもわたって愛用できるのも魅力です。

「バーバリー」の古着は、現行のものよりかなりお手頃な価格で取引されており、着こなし方も様々。若い世代を中心に「バーバリー」の古着は人気アイテムとなっています。

そこで今回は、祖父母から譲り受けたトレンチコートや古着屋で見つけた「バーバリー(バーバリーズ)」アイテムのタグで年代を見分けるポイントをご紹介します。

バーバリーとバーバリーズの違いは?

バーバリーヴィンテージ
出典:pinterest.jp

「バーバリー」のタグには「BURBERRY」と表記されたものと「Burberrys」と表記されたものがあるのはご存知ですか?

「バーバリーズ」ってなに?「バーバリー」とは別物なの?と疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

実は、どちらも本物の「バーバリー」なんです。

1999年までは「Burberrys」というロゴを使用していましたが、2000年以降は全て「BURBERRY」に統一されています。

ちなみに、「バーバリー」には最高峰のコレクションラインのプローサム、一般的なロンドンライン、カジュアルな印象のブリットラインなど幾つかのラインが存在します。

イギリス製の本家「バーバリー」に加え日本では2015年まで山陽商会がライセンス商品を展開。

ブルーレーベルやブラックレーベルなどの若い世代向けのラインも手掛けていました。

現在ではライセンス契約は終了していますが、古着市場においては日本製のバーバリーやブルーレーベル・ブラックレーベルなどのセカンドラインも混在しています。

2016年からは、プローサムライン・ロンドンライン・ブリットラインを統合しバーバリーラインをスタート。

イギリスブランドであることを強調した高級感のあるラインになっています。

タグで年代を見分ける方法

〜1950年代 「大文字タグ」

バーバリーヴィンテージ
出典:pinterest.jp

「バーバリー」のタグは馬にまたがった騎士をモチーフにしたホースマークまたはナイトマークと呼ばれる紋章と「Burberrys」のロゴから形成されているのが一般的。

このホースマークは、英国王室から授与されたものだそうです。

1950年代頃までに使用されていたタグの特徴は、「BURBERRYS」というようにロゴの全てに大文字が使われている点にあり、見分ける際の大きなポイントとなります。

また、ホースマークが上側にありロゴが下に配置されているのもこの年代の特徴です。

1960年〜1970年代 「小文字Burberrysタグ(REGD表記)」

出典:2ndstreet.jp

1960年代になると、大文字で表記されていた「BURBERRYS」のロゴが小文字で「Burberrys」と表記されるようになります。

ホースマークとロゴが入れ替わり、ホースマークが下に、ロゴが上側に配置されるのもこの年代からです。

小文字タグの初期には、商標登録済みであることを示すレジスターマークが「REGD」と小さく表記されています。

1970年代〜1990年代 「小文字Burberrysタグ(Ⓡ表記)」

バーバリーヴィンテージ
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1970年代には、レジスターマークがⓇと表記されるようになります。

レジスターマークがロゴの下に付くものや上下二つ付くものなどがありますが、70年代から90年代にかけては、タグの大きな変化を見られません。

但し、内タグやデッドストック商品に付いている下げ札を見れば、更に細かく年代を特定することができます。内タグでの見分け方は下記で改めてご紹介します。

1990年代 「白タグ」

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1990年代には通称「白タグ」と呼ばれる白地デザインのタグが登場します。

これはレディース商品に使用されたタグで、イギリス製であれば、「MADE IN ENGLAND」の表記が入ります。

内タグで見分ける方法

バーバリーヴィンテージ
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ポケットの内側やタグの裏などにサイズなどが表記されている内タグが付いているものがあります。

全てのアイテムに付いているという訳ではないようですが、これを見れば更に詳しく製造された年代や工場、製造された月まで分かるようになっています。

上記のNAME部分、いちばん右端の【G88C】という部分を見てみましょう。

Gというのが製造された工場、88は19888年に作られたことを表しています。また最後のCは製造された月を表しており、1~3月がA、4~6月がB、7~9月がC、10~12月がDと示されます。

よって、上記のG88Cと表記されたアイテムは、G工場で1988年の7月~9月に製造された商品であるということが分かります。

また、デッドストックなどの下げ札が付いているものは、下げ札にも同じようにこの情報が記載されています。

まとめ

今回は、1990年代までの「バーバリーズ」のタグで年代を見分けるポイントをご紹介しました。

古着屋さんで見つけた掘り出しものや譲り受けたコートの年代は分かりましたか?これから古着を購入予定の人も、是非参考にして下さい。

普通に着るだけでかっこよく決まりますが、コートを裏返しにしてバーバリーチェックをアピールするなどの着方もありですよ!

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ライター:VIBHOOTI(ビブーティー)
婦人服の企画、デザイナーを経て出産後は「我が子に着せたい服」をテーマに子供服のブランドを立ち上げ、我が子が子供服を卒業するまでの12年間インディーズブランドとして活動。子育ても終盤の現在、ライターの仕事の傍ら高校球児の母として息子の追っかけに奔走中。長年携わったアパレルの経験と子育ての経験を活かした情報をお伝えします。

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