「古着知識」ヴィンテージナイキのタグで年代を見分けるポイント!

都会的でスタイリッシュな雰囲気が魅力の「ナイキ」は、ヴィンテージ市場においても「アディダス」や「チャンピオン」と並び大変人気があります。

スニーカーと同様にウェアのコレクターも多く、Tシャツやスウェットのほかベースボルシャツやナイロンジャケットなど人気アイテムも多岐に及びます。

今回は、90年代までの「ヴィンテージナイキ」と呼ばれるウェアのタグで年代を見分けるポイントをご紹介します。

ナイキの古着は、今持っているアイテムと合わせることで、より個性的なスポーツミックスコーデも叶います。古着屋さんに行く前に!ちょっとした知識を身につけておくといいですよ。

ナイキの歴史

ヴィンテージナイキ
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60年代 ナイキの前身BRS社創業

現在、世界でトップの売り上げを誇るスポーツブランド「ナイキ」は1964年に創業。

学生時代に陸上の選手だったフィル・ナイト氏と大学時代の陸上のコーチだったビル・バウワーマン氏の共同経営によって設立されました。

「NIKE」の前身である「ブルーリボンスポーツ(BRS社)」として日本からオニツカタイガー(現アシックス)のランニングシューズを輸入し、アメリカ国内で販売したのが始まりです。

70年代 NIKE誕生

1971年には、それまでの製品輸入から自社ブランドへと方向転換。

社名もギリシャ神話の勝利の女神「Nike(ニケ)」を語原とした「ナイキ」に変更されました。

「ナイキ」の代名詞でもあるロゴマーク「スウッシュ」もこの年に商標登録されています。

当時、大学でグラフィックデザインを専攻していたキャロライン・デビッドソン氏が僅か35ドルで制作したという話は有名ですね。

年代を見分けるポイント

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「ヴィンテージナイキ」と呼ばれるのは70年代の数少ないレアなアイテムから90年代までのもの。

見分けるポイントとして、

  1. 当時人気だったデザインを知る。
  2. タグの見方を覚える。

この2点を抑えればヴィンテージナイキかどうかが分かってきます。では早速、人気のデザインと、タグの種類をみていきましょう!

70年代の人気デザイン

4連スウッシュ

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人気のデザインは4連スウッシュプリント。BRSからナイキに社名変更される頃の70年代前半のアイテムです。

ゴツナイキ

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こちらも70年代の通称「ゴツナイキ」と呼ばれるロゴTシャツ。ベースボールTシャツも人気があります。

風車ロゴ

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「風車ロゴ」と呼ばれる70年代のデザイン。こちらもかなりレアなアイテムです。

タグで見分ける

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ウェアに付いているタグによって年代を見分けることができます。年代順に次のようなタグがあります。

覚えておくと古着屋さんでヴィンテージナイキのアイテムを探しやすくなりますよ。

  • BRS風車タグ
  • 風車タグ
  • 筆記体タグ
  • オレンジスウッシュ
  • 白×紺タグ
  • 紺タグ
  • 銀タグ

年代順で見るタグデザイン

上で挙げた「タグ」を年代順に詳しく紹介します。

70年代初期 「BRS風車タグ」

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70年代初期の頃の風車タグは、赤の風車が大きく刺繍されたデザインです。

商標期限が切れるまでの期間、旧名を使用していたため、右下には「ナイキ」の前身「BRS INC」の表記がされています。

現在ではヴィンテージ市場でも滅多に見ることができない、超レアなアイテムとなっており、高額で取引されることは間違いありません。

70年代~80年代初期 「風車タグ」

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BRS社の表記がなくなり、カラーリングもガラリと変化します。上記のようなプリントタイプと刺繍タイプもあるようです。

一見風車のように見えるので通称「風車タグ」と呼ばれていますが、実はスウッシュが組み合わさったデザイン。アメリカでの正式名称は「SUNBURST」といいます。

このスウッシュマークとNIKEのロゴにⓇ(レジスターマーク)が付くようになります。

70年代初期~前期 「筆記体タグ」

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風車タグと同じ時期に使用されていた筆記体タグです。NIKEのロゴが筆記体で描かれているためこう呼ばれます。

タグの裏側には「RN26094」という「チャンピオン」の商標登録番号が記載されており、この時代のTシャツは「チャンピオン」に製造委託しOEM生産されていたことが分かります。

「チャンピオン」以外にもこの時代には「ラッセル」や「ヘインズ」のボディをそのまま使用したアイテムもあります。

70年代中期~80年代初期 「オレンジスウッシュ」

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70年代中期から80年代初期にかけてはナイキのロゴが筆記体から現在使われている斜体のブロック体ロゴに変化します。

通称オレンジスウッシュと呼ばれるこの時代のロゴにはⓇ(レジスターマーク)のついたものとTM(トレードマーク)のついた2種類のタグが使われています。

70年代中期~80年代初期 「白紺タグ」

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オレンジスウッシュと同じ時代に使われていた「白紺タグ」と呼ばれるもので、白地に紺のみで刺繍された大変珍しいタグになります。

80年代「紺タグ」

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80年代に使用されていた紺タグには、紺地に白の刺繍、またはプリントされているものもあります。また、オレンジスウッシュ同様にⓇ(レジスターマーク)とTM(トレードマーク)の2種類が混在しており、年代による違いはないと考えられています。

90年代「銀タグ」

90年代には銀地に赤で刺繍された銀タグが使われています。サイズ表記が多少違うパターンのものもあります。

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ヴィンテージナイキを探しに行こう!

同じ年代のタグにも細かいデザインの違いはありますが、大まかな年代はこれで見分けることができるのではないでしょうか。

現行の「ナイキ」もいいですが、レトロ感のある「ヴィンテージナイキ」もおしゃれですね。

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ライター:VIBHOOTI(ビブーティー)
婦人服の企画、デザイナーを経て出産後は「我が子に着せたい服」をテーマに子供服のブランドを立ち上げ、我が子が子供服を卒業するまでの12年間インディーズブランドとして活動。子育ても終盤の現在、ライターの仕事の傍ら高校球児の母として息子の追っかけに奔走中。長年携わったアパレルの経験と子育ての経験を活かした情報をお伝えします。

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